塗料缶の開け方(角缶・一斗缶・丸缶などどうやって開けるの?)
ペイントDIYをし始めて数年、ペンキの缶なんて開けることが普通!になっていました。
先日、入社したばかりのスタッフに「この缶は、どうやって開けるんですか?」と質問がきました。と言うことで、塗料缶の開け方講座を開きます!
目次
角缶、一斗缶の開け方
角缶や一斗缶とは、大容量の塗料缶でに多く四角柱の形をしています。
大容量の為ふたもがっちりと固定されていて、道具を使わないと開けるのが難しいです。(※とても硬いので、手で外すのは危険です。)
その硬いふたの開け方を今からご紹介します。

最初に白いプラスチックが缶のふたを固定しています。これを皮すきやマイナスドライバーなどの道具で、プラスチック下の隙間に入れます。そして、テコの原理でゆっくり下から上に持ち上げるように外します。
勢いよく外すとプラスチックが飛んできたり、勢いで皮すきやマイナスドライバーが指に当たってケガしてしまう恐れがありますのでご注意ください。

固定していたプラスチックが取れましたら次に、丸いふたを開けていきます。
触ってみますと真ん中がポコッと膨れています。その部分を両親指でグッと強く押します。
※こちらのふたも硬いので女性の方は、体重をかけるといいと思います。

すると、ふたの中央がポコッと凹み、ふたが外れます。
ふたをするときは、裏返しにして凹ませた中央を戻し、注ぎ口の上にのせて押しこむだけです。
※この時、中央を押してしまうとふたが開いてしまうので手のひらで、まんべんなく押し込みます。

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丸缶の開け方
丸缶の開け方も、とっても簡単です!
マイナスドライバーや缶オープナーという専用の道具などを使います。
開ける道具の先を、缶とふたの間に差し込み、てこの原理でぐいっと、ふたを押し上げていきます。

これをぐるっと1周やれば、ふたが浮いてきます!
硬い場合は少しずつ、何周もさせて全体的に少しずつふたを押し上げていってください。

ちなみに今回開けたペンキは、ヌーボーのイリマのレイという色です!
ふたをするときは、缶のふちに付いたペンキをキレイに拭き取り、ふたをします。
きっちり閉めたいときは、木づちなどでふたの端をまんべんなく軽く叩きます。
※あまり叩きすぎると開けにくくなってしまいます。
さいごに
一般的な塗料缶はだいたいこの方法で開けられると思います。
業務用などの特殊な缶は専用の缶きりで開けてしまうモノもあるので、開け方が分からない場合は販売店に直接聞きましょう!
塗料缶が開いたら注ぎ方もどうぞ!
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